診断結果: 使命
志は高く社会からも求められているが、実力と資金が伴わないいばらの道
解説
「好き」で「需要がある」が、得意ではなく稼げもしない状態です。
本人の「やりたい」という志と、社会の「やってほしい」という要請が合致していますが、実力が追いついておらず、経済的にも自立できていません。
純粋で尊い志によって駆動されている状態です。
「使命」の位置付け
事例1
レイさんは、環境保護を訴えるNPO法人を立ち上げました。自然を守る活動に深い愛情(好き)を持ち、地域住民からの賛同や応援(需要)も多く集まっています。
しかし、レイさんには組織運営や事業化のノウハウがなく(不得意)、活動資金は常にカツカツで、自身の生活費すら捻出できていません(対価なし)。
高い理想と社会的な意義はありますが、事業としての推進力や収益性に欠けており、レイさんの活動は「使命」の状態に分類されます。
事例2
マヤさんは、身寄りがない野良犬や野良猫を保護するシェルターを個人で運営しています。動物への深い愛情にあふれ(好き)、殺処分を減らしてほしいと願う地域住民からの応援(需要)も多く集まっています。
しかし、マヤさんには動物の専門的な医療知識や、寄付を集める経営の手腕がありません(不得意)。
常に持ち出しで赤字が続いており、自身の生活費すら捻出できていません(対価なし)。
高い理想と社会的な意義はありますが、事業としての推進力や収益性に欠けており、マヤさんの活動は「使命」の状態に分類されます。
「使命」状態の方へのアドバイス
「使命」は、本人の志と社会の要請が合致しているものの、実力が追いついておらず経済的にも自立できていない状態と定義されています。
より「生きがい」に近づくためには、現在欠落している「得意」と「対価」を補う必要があります。あなたの高い理想と利他的な貢献心は、社会にとって非常に尊いものです。しかし、純粋な精神論や持ち出しだけでは、いずれ活動は破綻してしまいます。
まずは、理想を実現するための実務的・専門的なスキル(得意)を泥臭く身につけるか、あるいはそれが得意なパートナー(実務を担う右腕となる人物)を見つけてチームを組むことが急務です。
同時に、自己犠牲的なボランティア精神からの脱却を図り、活動を事業として成立させるためのマネタイズ手法(対価)を学ぶ必要があります。クラウドファンディングの活用、適切な価格での有料サービスの展開、助成金の獲得など、経済的に自立する仕組みを構築して初めて、あなたの使命は持続可能な「生きがい」へと進化します。