生きがいフレームワーク
仮面

診断結果: 仮面

富も称賛もある完璧なキャリアだが、心は冷め切っている空虚な成功者

解説

好きではない以外はすべて満たされている状態です。

一流のスキルを持ち、社会から称賛され、高額な報酬を得ており、周囲からは理想的な成功者に見えます。

ところが、本人の心は冷め切っており、ただの作業として偽りの姿で仕事をこなしている空虚な状態です。

「仮面」の位置付け

ベン図

事例1

イアンさんは、業界トップクラスの成績を誇る敏腕のM&A弁護士です。複雑な法律問題を瞬時にさばく圧倒的な実力(得意)があり、クライアントからの依頼が絶えず(需要)、億単位の年収(対価)を稼いでいます。

しかし、イアンさんは日々の企業買収のドロドロとした交渉にすっかり疲れ果てており、この仕事への愛着(好き)はとうの昔に失っています。辞めたいと思いつつも高い生活水準を捨てられないイアンさんの仕事は、外から見れば完璧なキャリアですが内面が伴っていない「仮面」の状態に分類されます。

事例2

ティナさんは、誰もが知る国民的なアイドルグループのセンターです。歌やダンス、ファンを魅了する振る舞いは完璧に身についており(得意)、メディアやスポンサーからのオファーも引きも切らず(需要)、圧倒的な富(対価)を築いています。

しかし、プライベートを犠牲にし、作られたキャラクターを演じ続ける日々に心は完全に冷え切っており、アイドルという仕事への情熱(好き)はとうの昔に失っています。

ティナさんの仕事は、外から見れば完璧なキャリアですが内面が伴っていない「仮面」の状態に分類されます。

「仮面」状態の方へのアドバイス

「仮面」は、一流のスキルを持ち、社会から称賛され、高額な報酬を得ているものの、本人の心は冷め切っている状態と定義されています。

より「生きがい」に近づくためには、現在唯一欠落している「好き」を補う必要があります。あなたは社会が求める「成功の条件」をすべてクリアした極めて優秀な方ですが、他者の期待や役割に応え続けた結果、自分自身の本心を見失っています。

まずは、現在の地位や高い生活水準を失うことへの「恐れ」を手放し、一度立ち止まって自分自身の心の声に耳を傾ける時間を強制的に持ちましょう。子供の頃に夢中になったことや、損得勘定抜きで心が躍る対象を再発見する作業が必要です。

完璧なキャラクターを演じるのをやめ、たとえ一時的に収入が下がったりキャリアチェンジになったりしたとしても、偽りのない「ありのままの自分」で情熱を注げる領域へシフトする決断が、真の充足感をもたらします。