生きがいフレームワーク
背徳

診断結果: 背徳

社会的価値は皆無。才能と富を持ちながらエゴイスティックに楽しむ成功

解説

需要(人の役に立つ)がない以外はすべて満たされている状態です。

才能にあふれ、好きなことに没頭し、大金も稼いでいますが、社会的な価値や他者への貢献が完全に欠落しています。

実力と富を持ちながら社会と断絶した、エゴイスティックで享楽的な成功状態です。

「背徳」の位置付け

ベン図

事例1

ロイさんは、天才的なプログラミング技術(得意)を持つハッカーです。複雑な暗号を解読するパズルのような作業が大好き(好き)で、その技術を使ってダークウェブで非合法な取引の仲介システムを構築し、莫大な暗号資産(対価)を築きました。

しかし、そのシステムは犯罪を助長するだけで、一般的な社会の役には一切立っていません(需要なし)。

ロイさんの活動は、個人的な欲望と能力の行使が極まった「背徳」の状態に分類されます。

事例2

マットさんは、スマートフォン向けソーシャルゲームの過激な「課金ガチャ」を設計するプランナーです。ユーザーの射幸心を煽り、依存させる心理設計において天才的な手腕(得意)を持ち、数字が跳ね上がるのを見るのが楽しくて仕方がありません(好き)。

数千万単位のボーナス(対価)を得ていますが、多くのユーザーを借金に追い込むシステムであり、社会的な価値や貢献度は皆無(需要なし)です。

マットさんの活動は、個人的な欲望と能力の行使が極まったエゴイスティックな「背徳」の状態に分類されます。

「背徳」状態の方へのアドバイス

「背徳」は、才能にあふれ、好きなことに没頭し、大金も稼いでいるものの、社会的な価値や他者への貢献が完全に欠落している状態と定義されています。

より「生きがい」に近づくためには、現在唯一欠落している「需要(社会的な意義)」を補う必要があります。あなたは自分の欲望を満たす能力において極めて優秀ですが、社会と断絶した自己完結の成功は、最終的に虚無感や孤立を招きます。

自身の持つ卓越したスキルや豊富な資金を、「自分のため」だけでなく「社会や他者をより良くするため」にどう使えるかを真剣に考えるフェーズに来ています。

エゴイスティックなビジネスモデルや享楽的な活動から脱却し、同じスキルを使って社会課題を解決するソーシャルビジネスを立ち上げたり、後進を育成する教育分野への転換を図りましょう。社会との健全な繋がりと他者からの純粋な感謝を得ることで、初めて心からの安らぎと生きがいを得ることができます。